プロジェクトを復活させる4つの解決策

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プロジェクトを復活させる4つの解決策

《事例の背景・事象》
プロジェクト進捗・品質が悪いため途中でプロジェクトを中断し設計・開発からプロジェクトを仕切り直すことになった。

《原因》
プロジェクト全体状況が見える化できておらず、適任者が適切な判断を下すことができない状況になっていた結果、プロジェクトは活力を失い、プロジェクトメンバーが諦めモードで疲弊していた。

《課題》
プロジェクトのゴール、目的がプロジェクトメンバーに共有されていない。
プロジェクトを成功させるためのプラン(勝ちパターン)が作れない。

《解決策》
a)体制、役割、期待値の明確化
- プロジェクト全メンバーを体制図に記載し、誰がどこのチーム配置なのか
作業指示、作業報告のコミュニケーションパス(困った時の相談先を含む)を明確にする。
- チームリーダ、サブリーダ、メンバーそれぞれの役割、期待値、責任範囲を明確にする。
b)プロジェクト全体スケジュール策定
- プロジェクト全体のマスタスケジュールを作成しゴール、プロジェクト目的をプロジェクト全員で共有する。
c)チームWBS策定
- チーム毎のWBSを作成しチーム内のコミュニケーションツールとする。
また、WBSはPDCAサイクルを徹底し常に最新状況の見える化に努める。
d)会議体整理
- 朝会、夕会、週次進捗会、顧客定例会など目的、アジェンダ、参加者、資料を定義し会議をファシリテートする。集まりが悪いから会議を中止するのではなく会議の目的をしっかり伝え会議への参加意識を高める。

《効果》
・プロジェクト状況を見える化することでプロジェクト内のコミュニケーションが活性化された。
・メンバー全体の意識の統一され失敗プロジェクトから成功プロジェクトへの復活した。
・プロジェクト状況が見える化され、プロジェクトメンバー全員が同じ目標に向け進み始めたため、プロジェクトが正常な状態になった。
・今まで顧客からも「状況が見えない」と何度も言われていたが顧客に安心感を与えることができ信頼回復へ繋がった。

《考察》
解決策a~dはとてもシンプルなことです。しかしトラブルプロジェクトでこそシンプルなことが出来ていないケースが多く見受けられます。マイナス状態から正常な状態へ復活させることはとても体力がかかりますが私達PMOが現状と真摯に向き合い「プロジェクトを成功させる!」という強い意思を持ちプロジェクトメンバーと共有することでリーダー、サブリーダーも協力姿勢に変わっていきます。一緒にプロジェクトを成功させたいという気持ちがとても大切で重要ですね。

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